そんな方におすすめしたいのが、チャンネルコンセプトを作ること。
ほかの言葉を使うなら、チャンネル設計と呼ばれものですね。
かんたんに言うと…
どんな人に
どんなゲームで
どんな切り口で動画を投稿する
チャンネルでどんな人に喜んでもらいたいのかを、決めることです。
チャンネルコンセプトが決まっている場合とそうではない場合では、その後の伸び率が変わってくるので、チャンネルコンセプトを決めることをおすすめします。
チャンネルコンセプトを作る→動画への導線を作る→ゲーム実況動画へ
チャンネルコンセプトを作るメリット・デメリット
チャンネルコンセプトを決めることには、いくつかのメリット・デメリットがあります。
チャンネルコンセプトのメリット:チャンネルが伸びやすい
- チャンネル登録者数1000人以上伸ばすことができる
- YouTubeのおすすめに表示されやすくなる
- 関連動画に上がりやすくなる
- 動画の企画が思いつきやすい
- ユーザーの属性が絞られやすい
- ファンがつきやすい
- 収益が上がりやすい
YouTubeの仕組みにも好かれるため、YouTubeのトップページに表示されややすくなります。
また、ゲームが絞られるので、ファンもつきやすいですね。
チャンネルコンセプトのデメリット:ほかのゲームができない
- ゲームを絞るため、他ジャンルゲームの動画を出せない
- 伸びる幅が絞られる
メリットは大きいですが、一部デメリットもあります。
ユーザーを絞るため、他ジャンルの動画を投稿できないこと。
たとえば、あつもりのゲーム動画を投稿すると決めたら、あつもり以外投稿しないみたいなことですね。
そもそも現状のYouTubeは、特化されていないYouTuberは伸びずらい傾向。
闇鍋のように様々なゲーム系の動画が散乱しているチャンネルが、伸びることは少なくなっているので、大きなデメリットはないだろうと思っています。
もしほかのゲームをしたい場合は、こっそり生配信でやったり、サブチャンネルを開設したりすればOKです。
チャンネルコンセプトの作り方
どんなゲームで発信するか決めよう!おすすめの選び方は自分の好きなゲーム!
ゲーム実況・配信において、ゲームの選び方は悩ましいところです。
様々な選び方が合って良いとは思いますが、チャンネル登録者数1000人まで伸ばすには、自分の好きなゲームをおすすめします。
なぜなら、好きなゲームでなければ、発信活動は続けられないからです。
チャンネルを本気で動画を作るには、定期的に動画投稿をしなければなりませんし、動画編集も大変です。
好きなゲームでなければ、続けられません。
- 自分が何年も続けているゲーム
- 夢中でやっているゲーム
- もっと友達に広めたいゲーム
- ほかの人よりくわしいゲーム
このようなゲームがあれば、大チャンス。
ぜひそのようなゲームで発信していきましょう。
仮に好きなゲームでも人気がないから、伸ばせないかもしれない…。
そんなこともありますが、登録者1000人をめざす場合であれば、
小さい需要を取れば登録者1000人はめざせるでしょう。
たとえば、ポケモンのタマザラシばかり動画を投稿しているYouTuber「ごまちゃんねる」さんもいます。
マイナーがゆえに「○○と言えば自分!」というポジションを取ることができるかもしれません。
不安に思うかもしれませんが、小さい需要を獲得すれば伸びていく可能性は十分あります。
ただ、その後伸びていくゲームかそうではないゲームかは、見極めたいところ。
ゲームの選び方をくわしく知りたい方はこちらをどうぞ。
どんな人に向けて動画投稿するかを調べる
自分の扱うゲームのユーザーは、どんな人がいるのかを把握することは、届ける相手のイメージが湧くので、動画の作り方の参考になります。
具体的には「年齢・性別・好きなモノ、コト」です。
たとえば、スマホゲーム「第五人格」では若い女の子が多い。
三国志系のゲームでは、歴史好きの40代のおじさんが多い。
ギャルゲーは、10代~20代男子など。
大まかで良いですが、視聴者のイメージ像をつかみましょう。
Twitterや自分の参入しようとしているゲームのYouTuberさんの動画コメントを見て、参考するのがおすすめ。
企画の参考になる場合もあるので、必ず見ておきたいところです。
どんな切り口で動画を投稿するのか決める
最も大事なことは、どんな切り口で動画投稿するのか決めることです。
ここで言う切り口は、どんなチャンネルにするのかということです。
料理屋さんで例えると
ラーメン屋にするのか、イタリヤ料理店、中華料理店にするのかということです。
大事な箇所なので、丁寧に解説します。
なぜ切り口を考えるの?:ほかの動画投稿者と戦わないため
なぜ切り口を考える必要があるのかというと、ほかと違うことをしなければならないから、伸びないからです。
たとえば、スプラトゥーンのゲーム実況動画を投稿しても、大手ゲーム実況者・配信者・Vtuberの中に埋もれるだけでしょう。
自分よりも面白いゲーム実況動画も多い中で、投稿したところで、だれにも気づかれません。
そのため、エンタメ分野で動画投稿するには、まだだれもやっていないことをしなければなりません。
かつて任天堂の社長も「エンタメの世界では、二番はない。新しいものを出さないといけない」と言ったほど。
まだ誰もやっていないことは、発明的な動画を生み出すことだけではありません。
自分がプレイしているゲームでは、だれも攻略の動画投稿していないから、自分が動画を投稿するだけでも誰にもやっていないことになります。
また一つの切り口を考えた場合、それ以外のことはやらないほうがおすすめです。
攻略動画を投稿すると決めたら、攻略以外は出さないなど。
切り口を考えるコツ
切り口を考えるコツは以下の通り。
- Twitterでバズっているツイートを参考にする
- ほかの分野でウケている企画をマネする
- そんなことやる!?と思われるような企画を考える
素晴らしい切り口の例を紹介しましょう。
2011年、ゲーム実況動画がやや飽和気味だった時代、金のコイキングでポケモンをクリアする動画を投稿したレオモンという方がいました。
ただの色違いポケモンではなく、金のコイキングという超弱いポケモンを選んだところも、ウケたのでしょう。
第一回の動画は、300万再生を超えるヒットへ。
色違い・コイキング1匹という切り口が、大きなヒットを生みました。
現在だとゲーム実況から始めることはおすすめしませんが、色違いまとめチャンネルという切り口でチャンネルを作り、動画を作るのも良いでしょう。
作っているうちに、自分でも色違いゲーム実況動画を投稿すれば、伸びる可能性は高いです。
ほかにも、ゲーム実況動画だとしても、目隠しでゲーム実況する。
続けていけば、目隠しでゲーム実況する人というポジションを確立することができるかもしれません。
このように、すでにある動画とは違う切り口で考えていくことは、良い差別化になります。
より詳しい方法を知りたい方はこちらをどうぞ。
検索流入を狙った動画を作る
新しい動画を作るのは難しい!と思った方は、こちらがおすすめ。
YouTubeのサジェストキーワードを狙ってみるのも、一つの手。
たとえば、ポケモン剣盾と調べたら、「色違い出し方」というキーワード検索する方向けに動画投稿することもできるでしょう。
色違いの出し方を紹介する動画を作り、投稿すれば、ある程度の再生回数は取れますね。
自分が考えた切り口と反するキーワード流入は、狙うのはおすすめしません
たとえば、ポケモンの声真似動画専門で動画投稿しようと思っているのに、仮面ライダーのキーワード流入を狙っても、本来の目的とずれていますよね。
自分が扱うゲームを、YouTube検索で調べてみると、キーワードを狙っていない動画も見つかるはず。
ぜひ試してみてください。
ほかにも、動画や配信の企画の立て方など、参考にしたい方はこちらをどうぞ。
YouTubeのおすすめに表示される条件についてはこちら。
チャンネルコンセプトを作る際の注意点
コンセプトは外れているかどうかの確認は、10本動画を投稿して確かめる
理想は30本ほどの動画投稿をしてみて、反応をみたいところ。
早く合っているかみたい!という方は、検索流入やYouTubeShortsでの動画投稿を10本程度の動画投稿で反応をたしかめることをおすすめします。
もしうまくいっているなら、そのまま伸びたことをやり続ければ良いし、うまくいっていない場合はコンセプトを考え直すことをおすすめします。
うまくいっていないけど、うまくいきそう…!
まだ投稿すれば可能性あるかも?と思えるなら、続けるのもOKです。
さいごに:失敗してもいいから動画投稿をする
まず動画投稿しないと始まりません。
失敗してもいいので、まずは動画投稿を始めてみましょう。
始めてみないと、ウケるかどうかもわかりませんからね。
最初の1歩が大事です。
もしまだ不安だなと思う方には、チャンネル登録者2万人のぼくがどうやってチャンネルコンセプトを生み出したのかをまとめたコンテンツも用意する予定です。
再生回数100回しか行かなかったぼくが、10万再生の動画を作るまでのコンテンツを、初心者の方が参考にしてもらうために置いておく予定です。
おたのしみに。
こんな悩みはありませんか?
- チャンネル登録者が伸びない……
- 再生回数が思うように取れない…
- どうやって、チャンネルを運営していいかわからない…
ぼくは2020年から本気で動画を投稿をして、投稿2か月後に好きなゲームで収益化し、3年間の運営で合計収益300万円以上を達成しました。
登録者700人から、登録者2万人まで達成した実例をもとに、ゲームチャンネルの教科書を作りました。
ゲームの選び方・再生回数を伸ばす企画方法を実例を交えて完全解説。
登録者1000人を超えず苦しんでいた過去の自分だったら、迷わず手に取りたい内容を赤裸々に書きました。
ゲーム系YouTuberで登録者1000人を超えたい方や、すでに始めているけど伸び悩んでいる人におすすめです。