書評

【書評】20代はどう生きるべき?「人生は20代で決まる」の感想!【メグジェイ本】

 

20代はどう生きるべきかと悩んでいるかを悩んでいませんか?

 

今回は、そんな悩みを解決する心理学者「メグジェイ」さんが書いた

 

人生は20代で決まる TEDの名スピーカーが贈る「仕事・結婚・将来設計」講義

の書評、感想を書いていきます。

 

最初、この本を読むきっかけは「今20代だけど、このまま生きていて良いのか?」と漠然とした疑問に思ったことがはじまりでした。

そんな思いの中、メンタリストDaigoさんの生放送で、本書をおすすめしていたので読み始めました。

 

読んでみた結果、20代の指針となるコンパスとなる本なので、おすすめしたいと思いました。

 

この本は

20代でどう生きれば良いのかを科学的な視点で書かれています。

 

よくある自己啓発本のような「怠けるな!がんばれ!」といったような根性論ではなく、心理学の博士号・カウンセラーの著者が科学的に書いた本です。

 

著者メグジェイさんに関しては、「TED」でのスピーチが有名です。

TEDとは、著名な有名人を招いてスピーチをしてもらう講演団体のこと。

 

ビルゲイツもスピーチしたことがあるので、知っている方もいるかもしれません。

Youtubeでは、300万回以上再生されているので、事前に観ておくとメグジェイさんがどんな方なのかわかります。

 

 

まずは簡単な要約から。

 

人生は20代で決まるの簡単な要約

30代は新しい20代ではない

20代は、何をしていいのか決める時期ではないということ。

 

それを裏付ける研究を紹介。

ボストン大学とミシガン大学の研究によると、人生において重要な経験や出会いは、20代で集中して行われていたことがわかっています。

 

また、人生で重要な出来事の80%は35歳までに起きるということも本書で語っています。

 

実際、成功したという方で30歳を超えて成功したという方を聞きませんよね?

ビルゲイツ、スティーブジョブズ、孫正義といった著名な成功者を挙げても、皆20代でのちの成功のきっかけとなることをはじめています。

 

アイデンティティキャピタルを得ること

著書では、自分を見失っている状態をアイデンティティクライシスと呼び、

時間をかけて身に着けた自身の価値を高める経験やスキルを「アイデンティティキャピタル」と呼んでいます。

 

アイデンティティクライシスの状態は、わかりやすく言うと、「自分探しの一人旅」をしている状態ですね。

アイデンティティの危機とも言います。

 

自分を見失っている「アイデンティティクライシス」の状態を脱却するには、アイデンティティクライシスとキャピタルを身につけることだと、解決策を述べています。

 

研究によると、アイデンティティクライシスがない人生は、融通が効かず型通りであるとのこと。

アイデンティティクライシスは、決して悪いことではないんですね。

 

自分探しと同時にアイデンティティキャピタルを獲得することで、強いアイデンティティになることを、メグジェイさんは述べています。

 

20代では、リスクを背負わないことが、リスクとなる

脳の成長は、20代が大きく成長する最後のチャンス。

20代以後も脳は発達するが、20代以上の発達はしない。

 

 

人生は20代で決まるの感想

20代を大切に生きることは、人生を決める

本書を読んで感じたことはこれ。

大切に生きろなんて、わかってるよ!という方も多いはず。

 

しかし、ついついTwitterに見たりゲームをしたり、Youtubeを観てしまったりする。

今の時代は、誘惑が多い。

 

本書によると、脳が大きく成長するのが、20代。

 

20代以降も、脳は成長することは間違いない。

しかし、神経学などの多数の専門家によれば、20代ほどの成長はないとのこと。

 

20代は、複雑な意思決定を育てることができる時期。スキルも身につけやすい期間なんです。

 

複雑なスキルを学びやすい環境を手にしているにも関わらず、それを使わないなんて、もったいないですよね?

 

目の前のチャンスに飛びつかず、立ち尽くしたままでいると、何もない30代になってしまう。

つまり、20代は行動しないほうが、大きなリスクとなるということ。

 

科学的な視点から言われると、ぐうの音も出ない。

もちろん、行動した結果失敗のリスクもある。

 

しかし、行動しないことのリスクもあるという視点は、盲点でしたね。

 

よくある自己啓発の本ではなく、心理学者の著者が書いているので、説得力が強いです。

 

人生で重要な出来事の80%が35歳までに起きるということを、本書では語っていますが、まさにその通り。

 

20代で得られた知識や経験が、30代で花開くというわけですから、20代を大切に生きることは人生を大切に生きることと同じです。

 

どうでしょう?

痛いとこをついてくる本でしょう。

 

早く行動すれば、手遅れになることなんてない

就職・結婚・出産など、人生の大きなイベントにおいて、早く行動すれば大きな後悔はしません。

特に、20代など若いうちに行動しておけば、大きな後悔はしません。

 

日本における就職や転職可能な年齢は35歳程度。

調べてみればわかりますが、30代以降は、求人数も減ります。

 

35歳以降で就職するのは、専門的なスキルがある方だけ。

 

早く行動すれば、就職できずに困るということも起きないのです。

 

 

子供を作ることを考えているならば、早ければ早いほど安全に産まれてきやすい。

 

40代以降は、流産する確率も徐々に上がっていきます。

人生を進める努力をしなければ、後になってすべてを後悔してしまう。

 

脳や体だけではなく、20代で仕事を決めることも早く決断しないと、何も得られない状態になってしまいます。

 

悩んでいる20代は、読むべき良書

本書の構成として、カウンセリングの体験談を通して、著者が伝えたいことを述べるという構成になっています。

書かれた本が、10年近く前だというのに、若者が悩んでいることはみんな同じです。

「結婚するパートナーが欲しい」

「冒険的な人生を始めたいと思っているけど、まだ何も始めていない」

「やりたいことを見つけて生きたいけど、やりたいことがわからない」

 

これらは、本書で出てきたカウンセリングを受けた方々。

カウンセリングを受けに来た方たちは、皆人生をどう生きていいのかわからず、先延ばしにして生きています。

 

そして、みんな自分たちが進むべき道を見つけた際には、あの時の自分は愚かだったと振り返っています。

 

この本を読む前は、自分はこのままで良いのだろうか?と考えていたのですが、挑戦しないことがリスクであることが痛いほどわかることができました。

 

もし、ぼくと同じように20代の生き方に迷っている方はぜひ読んでほしい。

 

さいごに:20代は、不安定を乗りこなして生きていくこと

本書でも語られていますが、20代では、ネガティブな感情に反応しやすい。

なぜかと言うと、脳の仕組みによって明らかにされています。

 

具体的には、理性的な判断で使う脳の「前頭前野」と不安や恐怖を感じとる「偏桃体」の成長スピードの違いによって起きているようです。

偏桃体は思春期までで大きく成長することに対して、前頭前野が発達するのは遅いので、不安的な感情を処理するのに、時間がかかってしまうとのこと。

 

偏桃体が活発なため、ネガティブに過剰に反応してしまうみたいですね。

 

頭がネガティブ感情に覆いつくされ、何も挑戦しない方も多いです。

しかし、20代で挑戦しないリスクも考えるべきだと思います。

 

仮に、何もせずダラダラフリーターをして、35歳になったとしましょう。

 

何もしなかった人生

新しいスキルを身につけてこなかったおかげで、就職も転職もできない

これまで積み上げてきたスキルや経験がないので、自信もない

今までの人生を後悔する人生を後悔ばかりしている

 

こういった方は世の中にいますし、ぼくも実際に話したこともあります。

 

しかし、20代であれば、まだ間に合う。

 

挑戦しないことのリスク計算もするべきです。

さらに、みんなが挑戦しないということは、逆にチャンスがあるということ。

 

ぼくは、大学生のときにブログ運営で月50万稼ぎ、フリーランスになりました。

 

今思うと不安ばかりで、本当に正しい選択だったのだろうかと思い悩んだこともありました。

 

今考えると挑戦して結果を出したからこそ今があるのだと考えることができます。

 

不安を大きく感じるのが20代なのだから、それは仕方ないことと捉え、不安を乗りこなすことが20代には求められています。

 

人生は20代で変わる。

 

本のタイトルを見たとき、さすがにうそだろwwと思いましたが、今は真逆の感想です。

 

科学的な視点が書かれているので、自己啓発書よりも、100倍良い本だと断言できます。

 

タイトルに恥じない良書なので、20代を不安に感じる方はぜひ読んで欲しいです。